かの「ドラえもん」の第1巻第1話「未来の国からはるばると」に、こんなエピソードがあったのを覚えているだろうか。 「野比のび太は三十分後に首をつる」……不吉な声が聞こえる机の引き出し。ガタンゴトンといった音と共に、いきなり出てきたのが青い真ん丸型のロボット。ドラえもん初登場の回になる。 ダメ男のび太の運命を変えるために僕はやってきたんだよ、と語るドラえもんに、かの有名な台詞がある。 たとえば、きみが大阪へ行くとする。いろんな乗りものや道すじがある。だけど、どれを選んでも、方角さえ正しければ大阪へ着けるんだ ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス) 作者: 藤子・F・不二雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 1974/07/31メディア: コミック購入: 4人 クリック: 317回この商品を含むブログ (134件) を見る 当時、幼稚園生だった僕は、この箇所に妙に感心してしまった。へえ、い