ここのところ、コルク臭(ブショネ)の発生を避けるため、 スクリューキャップを採用するワイナリーが増え、 これを読んでいる皆さんもスクリューキャップに対する抵抗感は なくなりつつあるのではないでしょうか。 ところが先日、フランスはアルザス「ヒューゲル」社のセミナーで、 スクリューキャップ化のトレンドとは全く異なるお話があったので、 ここでご披露。 講師はヒューゲルの営業担当、エティエンヌ・ヒューゲルさん。 以前ヒューゲル社を訪問したとき、案内していただいた方です。 さすが営業担当で、お話が上手、セミナーは英語でした。 ヒューゲル社もコルク臭に悩まされているのは他のワイナリーと同様。 そこで、スクリューキャップを試したところ、 ヒューゲル社ではできあがったワインを横に重ねて高く積み、 瓶熟成をさせてから出荷するため、 スクリューキャップに圧力がかかってワインが漏れてしまう