フィンランドのセキュリティ企業エフセキュアは2010年10月20日、Webブラウザー「Firefox」などのセキュリティ警告画面に見せかける悪質サイトを確認したとして注意を呼びかけた。ブラウザーのセキュリティアップデート(修正パッチ)と称して、偽ソフト(偽セキュリティソフト)をインストールさせようとする。 Firefoxなどのブラウザーには、危険なサイトへのアクセスをブロックする機能がある。危険なサイトとして報告(登録)されているサイトにアクセスしようとすると、警告画面を表示して、サイトを表示させない。 今回報告された悪質サイトは、この機能を悪用する。Webページのデザインを警告画面に酷似させて、アクセスしたユーザーに警告が表示されたと思わせる(図1)。 偽の警告ページでは、本物の警告には存在しない「Download Updates!」ボタンを用意。このボタンを押すと、Firefoxのセキ