無線LAN認証高速化の11aiをAndroid機に先行実装、来年3月にはドラフトに ルート 代表取締役 IEEE802.11 TGai chair 真野 浩氏 無線LANの認証、鍵交換といったセキュリティのプロセスを高速化する規格として、IEEE802.11aiの仕様策定が進んでいる。IEEE802.11のMAC層を拡張するもので、現行のIEEE802.11i(WPA2)よりも電波の占有時間を短くする。例えば、スマートフォンなどの無線LAN機器を持ち歩くユーザーが、公衆無線LANエリア通過時の一瞬の隙に通信して情報をやりとりする、といった利用シーンを想定する。同方式を提案し、IEEE802.11aiのタスクグループ議長を務めるアライドテレシスグループのルート代表取締役 真野 浩氏に、利用シーンや進捗などを聞いた。 IEEE802.11ai(FILS:Fast Initial Link Se