スマートフォンは、ほぼ全機種が携帯データ通信機能のほかに無線LAN機能を搭載している(図1-1)。最近は携帯電話ネットワークの混雑時に、迂回路として無線LAN経由でインターネットに接続する使い方が注目されている。上手に使うには、無線LANの仕組みをおさえることが大切だ。
無線LAN認証高速化の11aiをAndroid機に先行実装、来年3月にはドラフトに ルート 代表取締役 IEEE802.11 TGai chair 真野 浩氏 無線LANの認証、鍵交換といったセキュリティのプロセスを高速化する規格として、IEEE802.11aiの仕様策定が進んでいる。IEEE802.11のMAC層を拡張するもので、現行のIEEE802.11i(WPA2)よりも電波の占有時間を短くする。例えば、スマートフォンなどの無線LAN機器を持ち歩くユーザーが、公衆無線LANエリア通過時の一瞬の隙に通信して情報をやりとりする、といった利用シーンを想定する。同方式を提案し、IEEE802.11aiのタスクグループ議長を務めるアライドテレシスグループのルート代表取締役 真野 浩氏に、利用シーンや進捗などを聞いた。 IEEE802.11ai(FILS:Fast Initial Link Se
Wi-Fi Allianceは10月25日 (米国時間)、Wi-Fi対応機器をピアツーピアで直接接続するWi-Fi新仕様「Wi-Fi Direct」の製品認証開始を発表した。年内に初のWi-Fi CERTIFIED Wi-Fi Direct製品が登場する見通しだ。 Wi-Fi Directは、インターネットやWi-Fi対応の無線LANベースステーションを介すことなく、Wi-Fi機器の直接接続によるデータのやり取りを可能にする。パソコン、携帯電話、デジカメ、プリンタなどから、キーボードやヘッドフォンなどのHID(Human Interface Device)に至るまで、あらゆるWi-Fi機器が対象になる。Wi-Fi認定を受けている既存のWi-Fi機器(IEEE 802.11 a/g/n)との接続も可能。Wi-Fi Allianceによると、2010年に8200万台のWi-Fi対応家電製品と2
電池駆動によって持ち運びできるモバイルルーターの選択肢が増え、注目を集めている。そこで編集部では、企業ユーザーがiPadやノートパソコンなどの複数の無線LAN機器を外出先で利用するケースを想定し、モバイルルーターの実力を検証した。最近登場した新製品を含む4機種について、バッテリーの持ち時間や通信速度を実測した。 モバイルルーターとは、無線LANアクセスポイントと、第3世代携帯電話(3G)やモバイルWiMAXといった無線WANの通信機能を併せ持つルーター。端末から見ると、無線LANを3GやWiMAXに変換してインターネット接続するイメージだ。カバンの中に入れておけばカバンの周りがどこでも無線LANスポットになる。新製品が相次いで登場したことに加え、iPadやスマートフォンなどモバイルルーターと組み合わせやすいデバイスが増えたことで、ビジネスコンシューマーを中心に人気を集めている。 モバイルル
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