普段なかなか目にすることのないパラアーチェリーですが、どのようなルールで行われているのか?様々な障がいがある方が、どのようにしてその影響を最小限にして競っていくのか?アーチェリーという、障がいの有無に関わらず同一射線上に立って一緒に競技ができる数少ないスポーツについてまとめました。 パラアーチェリーの歴史 1940年代初頭、イギリスのストーク・マンデビル病院にて医師のルートビッヒ・グッドマンが負傷した退役軍人のリハビリテーションとしてアーチェリーを導入しました。 1948年には初めてのアーチェリー大会を開催し、この大会には16名の車いすの兵士が参加。 この大会が後に国際大会へと発展していきました。 パラアーチェリー、その特徴は? 手で弓を引く。という概念だけではない アーチェリーというと、片手で弓を持ち、もう片方の手で矢をつがえて弦を引く。 そんなイメージがあるかと思います。 しかしパラア