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  • 願望が空想を生んだ 空想のキリスト教王国 プレスタージョンの国 2

    ●12世紀頃、第一回の十字軍から第三回の十字軍の頃、聖地がサラセン人に占領された。 十字軍の苦戦とイスラムの強大化にヨーロッパ全体が沈むこんでいた。この時に、どこか東方に強大なキリスト教国があり、その軍勢がイスラムを駆逐しつつあるとの噂が広がった。インド諸島に住んでいると言われた司祭兼国王プレスター・ジョンの物語である。 その後、1170年頃にプレスター・ジョンの手紙が捏造された。この手紙は、ビザンチン皇帝、ローマ法王など多くの権力者にあてられたもので、プレスター王国の地理、驚くべき巨額な黄金、不思議な動植物にあふれていた。この手紙はヨーロッパの人々に熱狂的に迎えられた、ラテン語、イタリア語、英語、セルビア語、ヘブライ語に翻訳されヨーロッパ中を狂気に包み込んだ。 ●『この国を横断するだけで3ヶ月もかかる。国には72州都と統治の王がおり、領地は3つのインドを含む極東とバベルの塔の間に広がって

    havelka
    havelka 2010/09/22
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