児童や生徒などにわいせつな行為をしたとして、昨年度処分された教員は、全国で226人と過去最多に上りました。文部科学省は、懲戒処分を徹底し、再発防止を図るとしています。 これは前の年度より2人多く、調査を始めた昭和52年度以降最も多くなりました。 内訳は小学校で68人、中学校で79人、高校で67人、特別支援学校で12人となっています。 わいせつ行為の対象は、同じ学校の児童生徒が109人と最も多く、全体の48.2%に上ったほか卒業生が10人で4.4%、勤務する学校の教職員が38人で、16.8%などでした。 文部科学省は、全国の教育委員会にセクハラに当たる行為や懲戒処分の基準を公表するよう求めていますが、6つの県と政令市の教育委員会が、これらを公表していないということです。 文部科学省初等中等教育企画課の矢野和彦課長は、「子どもから信頼されるべき教員のわいせつな行為は、絶対に許されない。懲戒処分
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