日本維新の会の藤田文武幹事長は9日の記者会見で、自民、公明両党による連立政権に参画する可能性を否定した。「連立入りを目指して選挙を戦う意思は全くない。真正面から自民と対峙できる政党づくりに一点集中したい」と述べた。 馬場伸幸代表は6日のラジオ番組で、次期衆院選後に自公が過半数を割った場合、連立に加わる可能性を問われ「交渉の仕方など、いろいろ考える余地が出てくる」と言及していた。 藤田氏は、馬場氏の発言に関し「実現したい政策が前に進むならば取引の余地を残すのは当たり前だ。馬場氏が安易に連立入りを考えることはない」と強調した。