本がすき。 > レビュー > 小説, 小林泰三 > 吸血鬼vs.サーカス団員! 豪華絢爛阿鼻叫喚死屍累々のスプラッターショウ 『人外サーカス』 『人外サーカス』KADOKAWA 小林泰三/著 ホラー映画が苦手だ。 どうして好き好んでわざわざ恐ろしい目にあおうとするのか。 まったくもって理解不能。 ホラー漫画も苦手だ。 なんでお金と時間をかけてまで怖い思いをしようとするのか。 まったくもって理解不能。 恐怖体験は極力避けて、平穏に生きていきたい。 怖ければ怖いほど、観たり読んだりを拒否したい。 でも、ホラー小説はまったく無問題。 自分でも何故なのかよくわからないけれど、活字ならかなりエグイものでも受け入れられる。 イメージが脳内で一度フィルターにかけられるからかも知れない。 なので、ホラーでも小説なら歓迎。ウェルカム。ようこそいらっしゃいました。 …とは言うものの。 題名「人外サーカス」 著