本なんて読まない子供だったから、原稿用紙3枚ノルマだったりの読書感想文は地獄だった。 小学生の頃はゲーム大好きっ子だったし、中学時代は部活部活って感じで本なんてまるで読もうと思わなかった。 本を読むのが楽しいと思うようになったのは高校生くらいだった。受験が終わって時間ができて、家に置いてあった京極夏彦さんの本を興味本位で読んだのがきっかけだった。父や姉が読書好きだったおかげである。 現代の夏休みの宿題にも読書感想文はあるのだろうか。教養とか読む習慣を身に付けさせたいのだろうけど、本に興味がない小学生にとっちゃ地獄の期間だ。宿題も選べるようになればいいのに。 結局のところきっかけが大事だと思う。一つのきっかけで始められる人がいれば、きっかけがなくて興味が湧かない人だっている。 今宿題に追われている小学生、頑張れ。 読書感想文を今書けって言われたら書けるかな? やっぱり感想文は苦手だ。