前回の関連 原発事故関連の被災者が体調不良を訴えた時に、「その程度の被曝でそんな症状は起こらない。それはデマもしくは君の妄想だ」と返すような光景がしばしば見られます。 その結果、被害を訴えた人が「放射能で脳みそがやられてしまった(放射能)」などと言って笑いものにされるということもあります。 しかしそれがストレスや環境の悪化によって発生しうるものならば、被曝が一切関係なくても、症状が出てしまう、ということは充分にありえます。 (被災)ストレスによって現れる症状 災害ストレスの対処法 (amazon) という本があります。 ストレス関連の書籍の著者は精神科医や臨床心理士の場合が多いのですが、この本は執筆陣の中に工学畑の人が入っていて、唾液を測定することでストレスの可視化をしようという試みなど他のストレス関係の本とはちょっと違ったアプローチがされているのが特徴です。 この本の巻末付表にストレスに