イスラエル軍の攻撃を受け、パレスチナ自治区ガザ地区の港から上がる煙(2021年5月17日撮影)。(c)MAHMUD HAMS / AFP 【5月19日 AFP】イスラエルの空爆とパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)からのロケット弾発射の激しい応酬により、18日には双方にさらに犠牲者が出た。またエルサレム(Jerusalem)とヨルダン川西岸(West Bank)で「怒りの日」と称して行われたパレスチナ人の抗議行動により、緊張がいっそう高まっている。 戦闘停止を求める声は高まっているが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の実効支配下にあるガザ地区への攻撃を「必要な限り」続けると表明した。 18日に行われた国連安全保障理事会(UN Security Council)の4度目の緊急会合は声明採択に