2024年パリ五輪・パラリンピックの公式マスコット「フリージュ」のぬいぐるみ(2022年11月15日撮影)。(c)Thomas SAMSON / AFP 【11月18日 AFP】2024年パリ五輪・パラリンピックの大会マスコットについて、製造されるぬいぐるみのほとんどが中国製であることに批判が集中している。 14日に発表された大会マスコット「フリージュ(Phryge)」は、フランス革命を象徴する赤い三角形の「フリジア帽」をモチーフにしている。 だが大会組織委員会によると、フランスの玩具メーカー2社がぬいぐるみ製造を受注したものの、国内で製造されるのは全体のわずか8%。残りは中国に外注され、国内製造分も中国産の材料が使われる。 オリビエ・ベラン(Olivier Veran)政府報道官は17日、「フランスが数か月で200万体のぬいぐるみを作るための原材料と織物工場を確保できるよう取り組んでいる