民間の立場から自衛隊を支援する一般社団法人「海励会」の防衛セミナーが神戸市中央区で開かれ、安全保障に詳しい東大先端科学技術研究センターの小泉悠准教授が「ロシアのウクライナ侵略4年間の現実」と題して講演した。ウクライナの戦いぶりを振り返り、「自助努力がないと他国は助けてくれないという事実をこの戦いから学ぶべきだ」と訴えた。 ロシアとウクライナの戦いについて「国連安全保障理事会の常任理事国が公然と隣国を侵略した最初の事例」とする小泉氏。「日本では強く意識されなかったが、ロシアがクリミアを併合した2014年が大きなターニングポイントだった」と指摘した。 ロシアによる本格的な軍事侵攻が始まった2022年以降については「欧米が支えたからウクライナが戦えたのではなく、独力で最初の1カ月間を守り切ったので初めて欧米からまともな軍事援助が来た」という点を強調。自分たちで戦う気概がないと他国からは助けてもら

