故Steve Jobs氏が発注していた、女神の名を冠した豪華ヨット「Venus」号は、オランダのアムステルダム港で差し押さえの憂き目に遭っていたものの、クリスマスを前にして問題は解決したようだ。これはアメリカの象徴であるJobs氏の遺産管理を任された財団と、有名なフランス人デザイナーPhilippe Starck氏との間で起こっている、ぜいたくなヨットとその巨額デザイン料をめぐる紛争であることを除けば、クリスマスにふさわしい気持ちの良いニュースと言える。 何らかの分野を代表する大物たちが、Venus号のような巨額プロジェクトで協力し合う場合、必ずしも明確な契約を交わすわけではないようだ。 Starck氏の弁護士がAFPに語ったところによると、Starck氏とJobs氏は、6週間ごとに会って、共同でヨットのデザインを磨き上げている間は「とても緊密な間柄であった」ため、同ヨットのデザイン作業に
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