諦めていた総理会見で突如の指名「女性の、白いお召し物の方」 3月14日の総理会見で長谷川榮一広報官からこのように指名されたその瞬間、筆者は自分の左腕に目を落とし、羽織っていた白いアンゴラのカーディガンの袖を見た。「白いお召し物の方」が自分だと確認するためだった。 筆者が総理会見に参加し始めたのは野田政権からだが、これまで一度も指名されたことはない。最初の頃こそ、「今度こそは」と思って念入りに質問の準備をしていたが、いつも期待は裏切られた。最優先されるのは内閣記者会の番記者で、その次が大手メディアに所属の記者。その中に外国メディアも含まれている。 「会見弱者」のフリーランス インターネット系や雑誌系はその後だろう。そして筆者のような完全な独立系のジャーナリストは一番最後にまわされる。背後にある力関係を考慮すれば、わかりやすい順番だ。 よっていつの間にか、総理会見で質問することは諦めていた。安
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