緒戦となった1月21日の中山の菜の花賞は馬場に苦しみ10着に敗れるも、2月11日の東京の500万下は直線で鮮やかに差し切り後続に2馬身1/2差をつけ2勝目を挙げた。続くチューリップ賞でも、断然人気のジョワドヴィーヴルや後の三冠牝馬ジェンティルドンナに競り勝ち、重賞初制覇を果たし、桜花賞の優先出走権を獲得した。調教師の加藤和宏にとっても調教師になってから初重賞制覇、オレハマッテルゼ産駒にとってもJRA重賞初制覇となった。このあと優先出走権を得ていた4月8日の桜花賞に出走を予定していたが、調教後の洗い場で右トモをぶつけ、1日様子を見た結果、痛みが引かず回避することとなった。次走の5月6日のNHKマイルカップでは後方から脚を伸ばしたがカレンブラックヒルの7着に敗れた。5月20日のオークスでは後方から追い上げるもジェンティルドンナの7着に敗れた。8月19日の札幌記念で古馬との初対戦を果たす。レース