大学入学共通テストに臨む受験生たち=東京都文京区の東京大学で2021年1月16日午前9時8分、北山夏帆撮影 大学入試センターは、大学入学共通テストの結果を利用する大学から徴収する「成績提供手数料」について、2023年まで2年間かけて現行の2倍に引き上げる方針を固めた。少子化による受験生の減少で同センターの収支は悪化しており、自己収入を増やして経営の安定を図る。ただ、共通テストを利用する大学には負担増となるため、各大学の個別入試の受験料の引き上げにつながる可能性もある。 大学入試センターは、共通テストの成績を合否判定に使う大学に各受験生の成績を提供し、手数料を徴収している。初の共通テストとなった今年は1件当たり750円だったが、22年は1200円、23年以降は1500円まで引き上げるという。受験生が負担する検定料(3教科以上は1万8000円、2教科以下は1万2000円)は据え置く。
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