金曜日の教授会が終わって、年内は会議があと一つ、授業が一つでおしまい。 これで「サラリーマンとして迎える年末」も残り2シーズンとなった。 いろいろなものがカウントダウンで消えてゆく。 「初級フランス語の授業」はもうあと2週で終わりである。 2009年度からはクラス担当をはずしていただいたからである。 28歳から教壇に立ってフランス語の文法を30年教えてきた。 それもあと2週、前未来と中性代名詞と半過去まで教えて、私の「フランス語教師人生」は終わる。 そのあと、フランス語を教えるという機会はもう二度とないであろう。 「ゼミ生面接」も今年が最後である。 今の2年生(来年度のゼミ3年生)といっしょに私も卒業するからである。 毎年12月に数十人の2年生と膝突き合わせて、その知的関心の奈辺にあるかを聞き取るという、たいへんおもしろいイベントであったけれど、それももうおしまい。 学院標語のマタイ伝を拝