最近はやりのミニチュア風写真だが(参考資料; 被写体をミニチュア化するiPhone向けチルトシフトカメラ『TiltShift Generator』)、その原理について知っている人は知っているのだがが、意外と知らない人もいるようなので書いてみよう。 最近CM等でもよく使われるようになった、表現手法として「ミニチュア風」写真というものがある。街の遠景を撮影したもののはずなのに、なぜかミニチュア模型を撮影したもののように見えるというあれだ。写真家の本城直季氏が"small planet"という写真集で有名にしたものである。 どうして、これらの写真はミニチュア風に見えるのだろうか?答えは脳の視覚情報の解釈の仕組みにある。 特に今回の問題では、見ている物の距離感の解釈がポイントとなる。 脳は見ているものの距離を、下記のようないくつかの手がかりを総合して推定している。 視差情報 被写界深度情報 シーン
This amazing optical illusion with shady diamonds will trick your eyes and brain (no camera tricks or special effects used here...just an unbelievable optical illusion). MUSIC: http://www.soundsnap.com/node/95338 Optical Illusions, magic tricks and science channel: http://www.youtube.com/user/greeenpro2009 “Optical illusion” is also known as 目の錯覚 , 錯視 , 錯覚 , 目の錯覚 , ilusión óptica, optische Täusc
上記画像、左の顔は怒っていて、右の顔はふつうに見えますが、ちょっとこの画像を見たままパソコンから離れていってみましょう。いつのまにか左右の顔が逆転しているはずです、不思議。これ、「Hybrid Images」(ハイブリッドイメージ)というものらしい。 どういう理屈でこうなっているのかというのと、その他の写真の例は以下の通り。 まず基本的な原理は以下の通り。Flashによる例です。 Dr. Angry and Mr. Smile ぼけたりシャープになったりするとそれによって見えるものが違ってくるため、イメージが逆転するというわけ。これについてはMITが研究成果をSIGGRAPH 2006にて発表しており、以下のページでいろいろな実例画像を見ることができます。 Hybrid Images @ MIT こんな感じの画像がいっぱいあります 以下にも例があります。 David & Adriana o
この上記画像、1つは訳の分からない色で塗りつぶされ、もう1つはただの白黒写真。 が、塗りつぶされた画像をしばらく見てから、白黒の写真を見ると、白黒の写真がカラー写真になります。それも、想像以上にすごいレベルでカラー写真になってくれます。一瞬ギクッとします。 体験する手順の詳細は以下の通り。 まずは下記サイトへ。 Big Spanish Castle 画像の上にマウスを移動させます。すると白黒の画像が出てきます。色は付いていません。次に、画像の上からマウスを移動させ、色の付いた画像を30秒間見つめます。中央の黒い点を凝視するのが有効。それから再度、画像の上にマウスを移動させてみると、白黒だったはずの写真に色が付きます。それも、完全なカラー写真になります。 過去にもこの手のモノはありましたがここまで緻密に色が付くというのは珍しいです。もちろんそのヒミツは作り方にあります。作り方は下記の通り。
The squares marked A and B are the same shade of gray. Proof Explanation Download images More illusions ©1995, Edward H. Adelson. These checkershadow images may be reproduced and distributed freely.
北岡明佳の錯視のページ 北岡明佳・立命館大学・総合心理学部・教授、知覚心理学(錯視・目の錯覚) 認知センター 視覚センター OIC map OIC紹介 トリックアート 風景 外部へのリンク 街づくりプロジェクト SP Lab 展示もの サンプル画像 コメントもの 2002年5月10日開設・2024年4月9日更新 英語版(English) セルビア語版 ポルトガル語版 中国語版 錯視カタログ(2014/6/3) ご注意 このページには「動く錯視」(静止画なのに動いて見える錯視)が含まれています。現在まで錯視が人体に有害な影響を与えるという証拠はありませんが、車酔いなどを起こしやすい方はご注意下さい。万一気分が悪くなりましたら、速やかにこのページから退去して下さい。デザインの違法な商業的使用(要するに著作権侵害)には法的措置を取ります。 最新作(2024/2/4) 最新ページ(2024/4/
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