特許が切れて今年で20年、類似ブロックが続発したLEGO。コモディティ化で毎年赤字のLEGOが今後どうするべきか考えてみました。 レゴの品質改善をしろとか言う人が居ますが、これは大きな間違いです。レゴブロックを一個一個職人が手作業で作っているならそれで構いませんが、あれはプロセス労働による大量生産の産物です。そして、そうした製品の品質向上をはかることは、プロセス革新や形式知の問題で他社でも出来ます。結果としてコモディティ化がさらに進み、レゴは結局のところコスト競争に投じられ疲弊し潰れます。この辺りはHDDの歴史などを参考にすると良いかと思います。MBAケーススタディの基本です。 品質は使ってみないと分かりませんし、高品質な物はこだわりのある人しか必要としません。品質向上をしろなんていうのは、単なるレゴオタクの言動であって、子供用玩具と言うマスマーケットにおいてレゴオタクのマーケットは小さい