[リオデジャネイロ 29日 ロイター] ヘリウムガスを詰めた風船による飛行に挑戦したまま行方が分からなくなっていたブラジルの神父が、同国南東部の沖合いで遺体となって発見された。警察が確認した。 約3カ月前から行方不明となっていたアデリール・アントニオ・デ・カルリ神父の遺体は、マカエ近くの海上でタグボートが発見。現地警察の責任者は「衣服や風船飛行に使われていた道具など、さまざまな要素から(遺体が)神父であることはほぼ間違いない」と説明。最終的にはDNA検査で確認されるとの見方を示した。 神父は4月20日、携帯電話で友人らに連絡を取ったのを最後に行方が分からなくなっていた。