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世界史に関するhe-na-he-naのブックマーク (8)

  • nix in desertis:2018受験世界史悪問・難問・奇問集 その1(上智大・慶應大)

    昨年に2巻を発売して一区切りつき,業も計画的に仕事を進めた結果,それなりに余裕ができたので,年は全編公開とすることができた(追加で少し日史までできた)。協力してくれている校正者の皆さんにも感謝したい。 ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまった

  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2017 その2(早大残り・国公立)

    その1から。こちらは早大の残りと,国公立。国公立は,解いたものは全て載せているが,実は某所の更新がないことで千葉大の問題が未入手なので,荒れていた場合は書籍版に収録します。 国公立はいつもとは違う顔ぶれになっていて,意外性が高い。 17.早稲田大 商学部 <種別>悪問・難問 <問題>1 問B 下線部Bについて(編註:(中国の戸籍人口は)2世紀に入るとほぼ回復した。),その理由として妥当なものはどれか。 1.長安遷都によって渭水盆地の開発が進んだ。 2.鮮卑の服属によって西北地域の政治状況が安定した。 3.治水工事技術の発達によって黄河の氾濫がなくなった。 4.山東地域や長江以南の開発が進展した。 <解答解説> 商学部は2年連続で中国史からの難問・悪問の嵐であった。その中で収録対象としたのは2問であるが,全体的に難しかった。前年と担当者が変わらなかった上に反省もしなかった,ということか。さて

  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2017 その1(上智大・慶應大・早大途中まで)

    はじめに 今年は諸事情あって「そもそもやらない」すら視野に入れていたのだけれど,期待もあることだろうし全くやらないというのもダメだろうと思い直して,縮小版で更新することにした。問題の選定だけは済んでいるので,番号が飛んでいるのはまだ作業が終わってないんだなと察してもらえればと思う。ただ,最初から諦めていたおかげでかえって時間ができて,この2月は何年かぶりにのんびりしていた。Twitter等を見たら普通にゲームしてたのがわかるが,あれはこういう事情で気を抜いていたのが理由だったりする。完全版は2巻に収録する(2017年中に出るのは確定しました)。 ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識か

  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2016 その1(上智大・慶應大)

    今年の分もなんとか書き上がったので,お届けする。 ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じであるが,新課程になったので用語集の収録語・頻度が大きく変わった。その点は変更がある。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作題者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。記事で言及する「受験世界史の範囲」は,「山川の『用語集』に頻度

  • 書評 稲田義智『絶対に解けない受験世界史:悪問・難問・奇問・出題ミス集』 - 書房日記(はてなブログ版)

    稲田義智『大学入試問題問題シリーズ1 絶対に解けない受験世界史:悪問・難問・奇問・出題ミス集』社会評論社、2014年 書は、これまで大学の入学試験科目「世界史」で各大学が出題してきた入試問題について、著者がウェブ上で試みてきた評論を基に、「悪問・難問・奇問・出題ミス」を集成し、著者による解説を加えた1冊である。 これまでの歴史教育研究において、取り上げられてきた対象は基的に授業実践と、教科書の記述内容であったと言って良いだろう。そういった状況の中で、書は大学入試問題を題材として世界史教育について問題提起を行ったという点に大きな特色があると言える。 近年歴史学界においても、例えば日学術会議関係の研究者による、「歴史基礎」に関する取り組み等のように、大学入試や高大接続といった視点から歴史教育の再検討を行っているという動向が見受けられるけれども、そういった状況とも呼応しうる、独自の位置を

    書評 稲田義智『絶対に解けない受験世界史:悪問・難問・奇問・出題ミス集』 - 書房日記(はてなブログ版)
  • nix in desertis:2015年度センター試験地歴の「やらかし」について

    まさかセンター試験で「悪問集」に入れなくてはならないようなミスが出るとは思ってもなかったが,出たものはしょうがない。しかし,マスコミの報道では説明が面倒くさいからかミスの内容が詳しく解説されておらず,各予備校でも所詮100点満点の3点分であるせいか,大きく取り上げられていない。そして受験生の間での噂話では情報が錯綜していて混乱しており,あまり良い状態とは言えない。そこで,ブログで取り上げて問題点を整理しておく。取り急ぎの超音速で書いているので,この解説自体に誤植があったり,後から追記のあったりするかもしれないが,糾弾目的で書いている記事ではないので,ご容赦いただきたい。なお,直接の出題ミスが出たのは世界史Bのみだが,日史Bでもやらかしているので,表題は「地歴」としておいた。これについても一応触れる。 1.センター試験世界史B〔試〕 <種別>出題ミス(複数正解) <問題>第4問 問8 

  • DG-Lawさんの受験世界史本が出るよ! 買ってね! - Danas je lep dan.

    Cool Ja 世界で通用する日 『絶対に解けない受験世界史 悪問・難問・奇問・出題ミス集』出します! nix in desertis:『絶対に解けない受験世界史 (大学入試問題問題シリーズ)』が出ます というわけで,DG-Lawさんの人気シリーズがついに書籍化だよ! 編集者さん,単著ですよ,単著! はてな村的な「あがり」に到達したようでおめでとうございます! これからもはてな村オンラインがんばってください!絶対に解けない受験世界史 (大学入試問題問題シリーズ 1)作者: 稲田義智出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2014/10メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 実は僕も校正を手伝ったよ! 文中で何度か出てくる「某友人」のうち何割かは僕だよ! あとがきに名前も出てくるよ! 僕のブログを読んでくれている皆様は「どの辺を僕がチェックしたのか」に気をつけて読んで

  • nix in desertis:『絶対に解けない受験世界史 (大学入試問題問題シリーズ)』が出ます

    以下,書の紹介をFAQ形式で。 よくわかる! 『絶対に解けない受験世界史 ―悪問・難問・奇問・出題ミス集』FAQ Q.どういうなの? 何が目的なの? A.サブタイトルの通り,大学入試における悪問や超難問,出題ミスを収録・解説したです。気で難しくて解けない問題から,日語の崩壊した問題,単なる誤植,笑える問題など,多岐にわたって収録しています。 1.入試問題作成の杜撰さを世の中に訴えること 2.出題ミスの事例を集めて,出題者へ提供すること 3.悪問を笑い飛ばして当時の受験生の無念を供養すること 4.世の中の世界史マニアに難問を提供すること を主な目的としています。 Q.どんな問題が収録されてるの? A.帯に入れた例を引用しますと, ・p.37:青磁か白磁問いながらも問題用紙はモノクロプリント(早稲田大 文学部 2014年) ・p.65:大学教授自らが書いた学術論文のテーマを入試問題に

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