ファイル共有ソフトによる違法アップロードに対し,ゲームメーカーから賠償請求 編集部:aueki コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は,ファイル共有Shareを使ってゲームソフトをアップロードし,すでに刑事罰の確定している案件に対して,ゲームメーカーから2011年4月18日付けで損害賠償請求が送られたことを明らかにした。 著作権法違反の取り締まりでは,検挙されると,まず刑事罰での訴訟が行われ,刑が確定すると民事での訴訟が行われる。刑事での罰金や懲役(種別によって異なるが10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金など)とは別に,著作権者に対しての損害賠償が必要となるわけだ。これはある意味普通の流れなのだが,今回,ことさらに発表が行われたのは,これまでは民事責任の追及までは行っていなかったということらしい。ファイル共有ソフトの使用者数などは減少傾向にあるものの,刑事罰だけでは抑制