MVNOの料金体系は、元々はMNO(キャリア)の料金体系の隙を突く形がほとんどでした。格安だけど通信速度は遅い、通信料辺りの価格に見直すと実は割高、でも7GB/月も使わないから結果的に安上がりといった感じです。キャリアが実質意味の無い2段階プランと7GBまでの完全定額しか提供しない(ドコモには一応フラットのライトプランもありますが)ので、MVNOのビジネスチャンスがそこに有ったわけです。 しかし2014年を前にして風向きがだいぶ変ってきました。ポイントは2点で、キャリアサービスとも競合しやすい高速系サービスのコストパフォーマンスの向上と、定期契約の排除です。例えばiijmioのライトスタートプランは2012年11月のサービス開始当初は1GB/月の高速通信で1974円/月でしたが、2013年4月には料金据え置きで2GB/月の高速通信に対応、2013年9月には1596円/月まで値下げしました。
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