2006年に黒谷友香主演でリメイクされた、つかこうへいの代表作『熱海殺人事件~売春捜査官』。そしてつかの小説『ストリッパー物語』から派生した一人芝居『ヒモのはなし』。それぞれ「凛とした女」に「その女を支える男」という、つかワールドの象徴と言える男女が主人公となっている2作品が、今夏2本立てで全国を巡演する! 今回、「★☆北区つかこうへい劇団」主宰であり、この2作品の生みの親であるつかこうへいの独占インタビューが実現。取材前には、携帯の待ち受けにしている愛犬の話に相好を崩すという意外な一面も見られたけど、いざ今回の公演に話がおよぶと、その芝居のごとく熱のこもった言葉がバンバン飛びだした! ──まず今回、なぜこの2作品を同時上演することになったのでしょう。 今年の頭に、劇団研究生の練習用に『ヒモのはなし』と『ストリッパーのはなし』を上演したんだけど、三浦(祐介)のやった『ヒモ~』がなかなか良い