最近、めっきりと涙もろくなった。先日も児童養護施設出身者の講演を拝聴する機会があったが、ご本人が警察に保護される場面の話では思わず涙を流してしまった。それ以外にも、頑張っている若い人の話を聞くだけで涙をこぼしそうになったり、ちょっとしたことでも涙腺が緩んだりと、とにかく涙もろくなった。若い頃から涙もろいほうだったが、年齢を重ねるとともにさらにその傾向が強くなったので、やはり年齢を重ねるにつれて涙腺が弱くなったのだろうと思う。 歳をとると涙もろくなる理由には諸説あり、ひとつには前頭葉の働きが悪くなって感情のコントロールが出来にくくなったという説だ。お酒を飲んでブレーキが効かなくなるのと同じ理屈だが、この説のとおりだとすれば加齢による脳の機能低下ということになるのだろう。一方で、いろいろな経験を重ねてきたことによって脳が「共感」を強めて深めるために、若い頃よりも「深く共感」し「深く感動する」た
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