昨年のリーマンショック以来の不況で、エンジニアの転職市場も厳しい状況だ。今回の調査では、昨年末から現在にかけて、実際に転職したエンジニア100人に、転職給与の増減や満足度を聞いた。不況の影響はどんなところに表れているのか。そこで転職を成功させる秘訣は何だったのか。 調査対象は2008年10月から2009年6月にかけて転職したエンジニア100名(22歳~40歳)だ。実際の転職時期は「2009年1月」が22%、ついで「2008年10月」14%、「2009年4月」14%。転職理由で最も多いのが「会社からの評価や給与が上がらない、下がった」の30%。ついで「会社や業界の将来に不安を感じた」24%、「仕事量や雑務が多くなっていた」23%、「休日数、残業、勤務時間に不満があった」(22%)(複数回答)などとなっている。 DATA1 転職を決意した理由は何ですか? Tech総研では毎年、エンジニアの転職