壱番屋(一宮市)が廃棄を依頼した冷凍カツが不正に横流しされた問題で、豊田市内で流通したビーフカツが七百五十枚に上ることが、市の調べで分かった。これまで判明していた分に加え、新たに四百枚流通していたことが十六日に判明した。 市によると、新たに判明した四百枚が流通していたのは、いずれもスーパー「フィール」内にある「こころ寿司リスタ店」(柿本町)と「こころ寿司豊田南店」(前田町)の二カ所。両店は名古屋市の「大勝物産」が経営し、二百枚ずつ仕入れて店頭で総菜として販売した。 これとは別に、豊田市公設地方卸売市場(高崎町)にある食品卸売業「成田水産」が同市のスーパーなどに三百五十枚を販売し、知立市の青果店に五十枚を販売していたことが既に判明している。三百五十枚のうち、一部は昨年十二月の市場開放日に、一般消費者などが購入していた。
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