東京 世田谷区で一家4人が殺害された事件の現場の住宅について、屋内の状況がすべて証拠化されているほか、建物の老朽化も進んでいるとして警視庁が遺族に取り壊しを打診していることが分かりました。遺族からは解決を見ないまま現場が姿を消すことになり犯人逮捕まで残せないかという声が聞かれています。 警視庁によりますと、住宅内の状況はすべて証拠化し、必要な捜査書類を作成しているほか、3D動画でも再現していて、今後、住宅を保全しなくても捜査に影響はないとしています。 また、住宅は老朽化が進み、外壁の亀裂や屋内の雨漏りなどが確認され、壁の落下や家屋の倒壊によって通行人などがけがをする可能性があるということです。 このため、警視庁は、住宅の取り壊しについて遺族に打診し、話し合いを進めていて、今後、遺族の意向を踏まえて取り壊しの実施や時期などについて決めるとしています。 一方、遺族からは解決を見ないまま現場が姿
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