貴重な地形や地質を保護し観光などにいかす場所として「日本ジオパーク」に認定されている熊本県の「天草ジオパーク」について、地元の自治体でつくる協議会が観光客増加などの効果がみられないとして、来年3月末で認定を返上することを決めました。日本ジオパークの認定が返上されるのは今回が初めてです。 「天草ジオパーク」は去年、4年ごとに行われる審査で再認定は認められたものの、「活動が不十分」などとして、改善が求められ、これを受けて地元の自治体でつくる協議会で話し合ったところ、「年間1000万円近くの費用負担のわりに観光客増加などの効果がみられない」などという意見が相次いだということです。 そのうえで認定期間が切れる来年3月末で、認定を行っている「日本ジオパークネットワーク」から退会し、認定を返上することを決めました。 今後は、これまでの成果を活用しながら地元の各自治体が天草地域の魅力の発信に取り組んでい
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