5月24日、特定の民族や人種に対するヘイトスピーチの解消に向けた対策法が、衆院本会議で可決・成立したが、その前夜に放送された番組の内容に「ヘイトだ」との批判が集まり、ネット上でBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会に審議を要請するための活動が行われている。 その番組とは、TBS系列で放送された『直撃!コロシアム!! ズバッと!TV』だ。 番組公式サイトによると、MCの辛坊治郎と山里亮太が「あるひとつのくくりを持つ人(50人程度)」を迎えて「直接対峙することで、様々な問題を抱える現代ニッポンの実態を直撃!」する「アカデミック・バラエティ」なのだという。 「伊勢志摩サミット直前2時間SP」と銘打った5月23日の放送回では、日本在住の中国人50人がスタジオに集結。前半は「日本人が知らない中国人の本音を直撃」(番組公式サイト)するという内容であった。 番組の流れとしては、中国人との隣人ト