局面を見なくてもわかる、指し手を追うだけで、心に響く将棋の手筋。さらに手筋から、その対局風景や両対局者の心情を想像することすらできたならば、それだけであなたは立派な「妄想初段」。*1 こうした手筋は「将棋の宝石」、暗誦することによってその宝石を「身体に埋め込む」ことができると著者は言う。 声に出し、身体で美しい手筋を覚えれば、意味はわからずとも潜在的な将棋の力を身につけることができる。 第1問 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀 △同 銀 ▲同 角 △同 角 ▲同 飛 △1五角 ノーヒント。 第2問 ▲4三歩成 △同金右 ▲4四歩 △5三金 ▲5四歩 △5二金 ▲4三歩成 △同金左 ▲4四歩 △3三金 ▲3四歩 △3二金 ▲4三歩成 △同金右 ▲4四歩 ノーヒント。 解答は、「続きを読む」からどうぞ。 元ネタ たいていの方はお気付きになるだろう。声に出して読みたい日本語 草思社