雪降る冬の関越道で、途中で「電欠」になって、動かなくなったらどうするんだ。いや、大丈夫。今回は電気自動車(EV)ではない。プラグインハイブリッド車(PHV)だから、ガソリンで走ればいい――。 東京から長野県白馬村まで約300kmの電気自動車(EV)充電ドライブをしてから早1年半。(そのときの様子はこちら)充電ポイントの整備状況は改善したのか。PHVとEVでがドライバーの気持ちにどんな変化があるのか実体験リポートする。(ecomom編集長 久川桃子) ちなみにアウトランダーPHEVは、「PHV」ではなくあえて「PHEV」と名付けている。これは、12kWhという大容量の電池を備えていること、エンジンで発電しながらモーター走行ができることを強調するためだ。トヨタ自動車の「プリウスPHV」は、電池容量が4.4kWhで、充電は家庭用の100Vと200Vのみで急速充電には対応していない。プリウスPHV