タイを拠点に東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で放送する英語の衛星テレビ局「ASEAN TV」は29日夜(日本時間同)、タイやインドネシア、ベトナム、ミャンマーなど域内10カ国で、北朝鮮による横田めぐみさんの拉致事件をテーマにしたアニメ「めぐみ」の英語版を放送する。 拉致問題の国際的な認識を高めようと、タイを拠点に活動する「北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ」の海老原智治代表が、同テレビ局に企画を提案。 海老原代表によると、アニメ「めぐみ」はタイのニュース番組で昨年末に一部が取り上げられたが、全編がテレビ放送されるのは初めてという。 海老原さんは「タイにも北朝鮮に拉致された疑いがある女性がおり、ASEAN地域で拉致問題に対する関心の高まりにつながってほしい」と期待している。(共同)
「当然の判決だ」。卒業式、入学式で教職員らが起こした混乱の正当性を否定した28日の東京高裁の逆転判決。東京都教育委員会など教育関係者の間には、安堵の雰囲気が広がったばかりか、1審判決への改めての批判が出た。一方、原告の教員らは「裁判所はひどいところだ」と、逆転判決に納得がいかない様子だった。 東京都の石原慎太郎知事は同日の定例会見の中で、「国歌や国旗に対する国民の反応や現象は日本だけちょっと奇異。判決は大変結構だと思っています。ごく妥当だ」と話した。 大原正行教育長も「主張が認められたことは当然のことと考える。今後とも、学校における国旗・国歌の指導が適正に行われるよう取り組んでいく」とのコメントを発表した。 厳粛な卒業式や入学式の実施のため、都教委ではこれまで、国歌斉唱や起立を拒んだ教員たちに毅(き)然(ぜん)とした態度で臨んできた。 通達を出した平成15年度に懲戒処分を受けた教員数は17
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