オバマ米大統領はタイム誌とのインタビューで、これまでに良好な関係を築いた各国の指導者として、ドイツのメルケル首相や韓国の李明博大統領らの名前を挙げた。野田佳彦首相ら日本の首相の名前は出なかった。タイム電子版が19日伝えた。 オバマ氏はインタビューで「日本、韓国との同盟関係は強化された」と強調しているだけに、野田氏の名前が出なかったのは「寂しい感じもする」(日本政府関係筋)との声が漏れている。 各国首脳と友好関係を築けていないのではないかとの質問にオバマ氏は、メルケル首相や李大統領のほか、インドのシン首相、トルコのエルドアン首相、英国のキャメロン首相の名前を挙げ「彼らに聞けば、米大統領を強く信頼していると答えるだろう」と反論した。(共同)