<天皇杯:東京2-1清水>◇準々決勝◇20日◇ユアスタ 清水は、1-2で東京に敗れ、3年連続の準々決勝敗退となった。前半25分、DF高木和がPKを冷静に決めて先制したが、後半4分、同5分と立て続けに失点し逆転された。攻守ともに、最後までリズムをつかむことができずに敗戦。目標に掲げていた「タイトル奪取」に、今季も手が届かず終戦を迎えた。 あっという間の2分間で勝利が消えた。清水は後半4分、相手にPKを与え同点に追いつかれると、その1分後に、まさかの逆転ゴールをくらってしまった。立て続けの2失点が響いて敗戦。長谷川健太監督(43)は「負けた気がしない」と、あまりにも短い時間での逆転負けに、ふに落ちない様子で話した。公式戦4連勝中の勢いは影を潜めて終戦となった。 失点がチームの歯車を狂わした。同点に追いつかれた直後、普段は堅実なプレーを見せるMF兵働がパスミス。そのボールを相手にカットされ、その