今夏にバイエルンへと移籍したMF宇佐美貴史に対し、ドイツ誌『キッカー』は「驚くべき飛躍」と同選手の成長を評価している。 宇佐美はここまでリーグ戦わずか1試合の出場にとどまっており、バイエルンの戦力になっているとは言い難い状態。しかし、10月26日に行われたドイツカップ2回戦のインゴルシュタット戦では、73分に投入されると、相手のオウンゴールを誘発し、90分にはゴールネットを揺らすなど、与えられた時間で結果を残した。 リザーブリーグのコーチであるクリス・ヨンカー氏は、宇佐美について「チームに貢献できるようになってきた」とコメント。同誌は「まだバイエルンの戦力とはなりきれていない」としながらも、インゴルシュタット戦でのゴールについては、「短い時間だったが、彼はゴールを決めて見せた」と称賛しており、リザーブリーグで5ゴールを挙げていることについても触れ、「成長の跡がうかがえる」としている。