ザックが散々メンバー固定だと批判されている中で、それ以上にメンバーを固定したまま4試合目の戦いとあって、ブラジルの手の内を知り尽くしたウルグアイに相当苦戦した試合となった。 今大会でのブラジルの強さは、猛烈なハイプレスを仕掛けている間に個人能力で点を奪ってしまうところなのだが、このウルグアイ戦では今までの序盤の勢いが感じられず、逆に前半15分にCKの場面でダビド・ルイスがルガーノに引き倒されてしまった事で、ウルグアイのほうに試合の流れが向いたかと思われた。 が、かつてのチームメイトでPKの癖を知っているジュリオ・セーザルがフォルランのPKを見事にセーブ、これでブラジルに一息をつかせてしまった。そして41分に、ロングボールに反応したネイマールの折り返しを、フレッジがうまくミートをダフらせてブラジルが先制。 しかしウルグアイもそれで簡単にはめげず、後半3分にブラジルのDFが自陣PA内で不用意に