文=元川悦子 ザックジャパン時代からチーム最大の得点源となっていた本田圭佑(ミラン)、香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(マインツ)の3枚看板を外すという大胆采配で27日の初陣・チュニジア戦(大分)に挑んだヴァイッド・ハリルホジッチ新監督。この試合はあくまでテスト色が強かったとはいえ、ハビエル・アギーレ監督率いる前体制でようやく1トップの定位置をつかんだ岡崎にとっては、危機感の募る選手起用だったことだろう。 「もちろん途中出場は望んでないけど、そういう状況になったとしても自分はこの代表のために戦える。監督も今後、そういうチーム作りをしていくっていう話だし、勝てさえすれば自分がサブだろうが先発だろうがいい。なりふり構わずロシアに向けて成長したい。それにもう1回みんなにチャンスが与えられるべき。国内組も結果を出してるやつは試合に出るべきだし、じゃないと経験できないことがいっぱいあるから」と、岡