脳科学者の澤口俊之(認知神経科学、脳進化学、霊長類学)は「8歳まで母親が家で子育てを行うべき」と主張した。(『幼児教育と脳』、文春新書、1999) 林道義(経済学、深層心理学、特にユング心理学)は、2003年(平成15年)4月2日の国会で参考人として出席した際に「三歳までは母親の影響が非常に多い、大きい、非常に大切であるという意味であるならば、これはもう山ほど実証的な研究等々ありまして」「三歳までではなくて、実はもっと思春期までは母親というのは非常に大事」と発言した上、発言時間の都合から詳細は著書である『母性の復権』を参照するようにと発言している。 2016年に発表された0~2歳の保育所に通った子供を対象に、8~14歳の知能指数に与える影響を調査した研究によると、保育所に1ヶ月通うことでIQが0.5%(標準偏差4.5%)低下することがわかった[4]。なお、ビッグファイブ性格特性の誠実性に対