どうせたったの5ドルです。それが画期的で歴史に残る決断である必要はありません。それはただ、コントロールの感覚を与えてくれる、気軽で小さな選択であればいいのです。自分のファイナンスを自分でコントロールしていると感じられれば、長期的な視野に立った、より良い決断ができるようになります。 選択を意義あるものに結びつけるコントロールの感覚は前進する動機づけを与えてくれます。Charles Duhigg氏は、新著『Smarter Faster Better』で、選択とコントロールが、「動機づけを司る脳領域を活性化する」と述べています。また、重要なのは選択と意義深いものを結びつけることだと同氏は話します。「今しようとしている選択と、何か大きなものをリンクさせれば、仕事を成し遂げるのがずっと容易になる」と。「目の前の仕事を"意義深い"決断に仕立て上げれば、自己動機づけが生まれる」 5ドルを節約する事例に戻