共産党の志位和夫委員長が大型連休中に転倒し、右足を骨折していた。志位氏は8日の本会議を欠席したが、10日から復帰する予定だ。同党の穀田恵二国会対策委員長が9日、記者会見で明らかにした。 志位氏は大型連休中、自宅近くを散歩していた際、段差につまずいて転倒。右足のくるぶしを骨折し、全治1~2カ月の見通し。当面は車いすを使うという。 穀田氏は「(政治)活動に支障はない」と強調した上で、「色々仕事で骨を折っているものですから、つい本当の骨を折ってしまった」。共産党が「左派」に位置づけられていることを念頭に、「さすがに左の方は健在です」とも述べた。(及川綾子)