菅笠成るものこれは外国産の安手のものでして、とんがり具合が急勾配と成っております。 国産のものは勾配がゆるく、これは日差しの関係でそうなるのかとも思います。 さてこれに手習いの紙を貼るといたしましょう。まず傘にのりを塗ります。 紙を貼るのですが「一閑張り」とか称するものです。 次 のりを塗った下地の紙を貼ります。 重ねて結構。 この上に今度は文字の入った手習いの上を貼ります。 はみ出したところはカッターナイフで切り取ります。 少々の皺は乾けば貼りますから心配の無いところです。 さて後は乾いたら「柿渋」を塗ります。 文字を加えたかったら乾いた後に書き加えます。 柿渋は保存容器から布の上に移し、布越しで絞り上げます。 出来あがって日が浅い柿渋ですからまだ色が浅いのは、いたしかたありません。 裏面も塗ります。 が・・・ 本来の色ではありませんので昨年作っておいたものを塗ってまいりましょう。 今回
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