2008年9月6日のブックマーク (1件)

  • 観衆の成立 - 東京大学出版会

    明治末の文部省美術展覧会は,それまでの美術の鑑賞スタイルを大きく変え,おびただしい数の観衆を生み出した.書は,美術を受容し,愛好する人々=観衆がいかに形成されていったのかを,投稿雑誌や美術雑誌に焦点をあてて考察する.美術を成り立たせるものは何かを問う近年の研究に,新たな視点を提示. 序 観衆の研究 I 展覧会制度と観衆 1 文部省美術展覧会の開設と観衆 2 美術の一般化と近代観衆の出現――「絵画の約束」論争を中心に 3 明治大正名作美術展覧会をめぐって――近代美術展、近代美術館、近代美術史 II 発言する読者――投書と投稿画 4 コマ絵投書と新興美術運動――『文章世界』投稿画を中心に 5 投稿画と同人誌――「銀皿」時代の東郷青児の登場 6 明治末における美意識と「美術」の制度――一九〇九(明治四二)年の『万朝報』の懸賞募集を通して III 美術雑誌と読者ネットワーク 7 美術雑誌読者ネッ

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    hey11pop 2008/09/06
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