この年末年始、全国でいくつかの「墓じまい」があった。墓参りする人がいなくなり、墓自体を処分したのだ。「墓じまい」には至らずとも、「雑草に覆われて墓石も見えない」などの「荒れ墓」、使用者が不明の「無縁墓」は増え続けている。荒れ放題にしないため自治体も対策に乗り出し、「墓守代行」「レンタル墓」なども広がってはきた。しかし、少子化や過疎化など荒れ墓を生む要因が大きく変わるわけはなく、人口減少社会・日本では今後、引き継ぎ手のいない墓はさらに増えていく。あなたの肉親や近親者のお墓は?(Yahoo!ニュース編集部)