日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開き、パリ五輪(オリンピック)日本代表で主将に選ばれていた女子エースの宮田笙子(19=順天堂大)の出場辞退を発表した。喫煙に加え、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で飲酒を行っていたことも発覚。飲酒と喫煙行為は6月末から7月に確認された。 【写真】すらりと長い美脚を披露する宮田笙子 今月15日に疑惑が浮上し、18日に緊急帰国。都内で聞き取り調査を実施し、辞退を申し出る結論に至った。日本協会の西村賢二専務理事は「飲酒と喫煙に関して、通報があったので、正直に話してくれという対話の中で説明があった結果」と説明。内部の関係者からの通報による発覚については「現地の田中本部長からそう聞いています。そうなんだろうと。外部の誰かではないです」と続け、「通報された方の立場も保護しないといけない。これ以上は差し控えたい」とした。
地方を訪れる外国人観光客を増やすため、政府は2031年までに全国に35カ所ある全ての国立公園で、高級リゾートホテルを誘致する事業を実施する方針を固めたことがテレビ東京の取材で分かりました。 政府関係者によりますと、今年の訪日外国人の数は、コロナ前の2019年の3188万人を上回って過去最多となる見通しですが、外国人観光客の訪問先は、東京や大阪などの3大都市圏に集中しています。 このため政府は、外国人の地方滞在を後押しするため、国立公園制度開始100年となる2031年までに全国35カ所全ての国立公園に高級リゾートホテルを誘致し、国立公園の魅力を高める事業を実施する方針を固めました。 岸田総理大臣が19日に開かれる政府の「観光立国推進閣僚会議」で表明する見通しです。 また、会議では外国の航空会社による新規就航などに関連し、航空燃料が供給できない事態が相次いでいることを受けて、 ▼空港ごとの燃料
第171回芥川賞・直木賞の選考会が17日に都内で開かれ、芥川賞は朝比奈秋氏の「サンショウウオの四十九日」と松永K三蔵氏の「バリ山行」、直木賞は一穂ミチ氏の「ツミデミック」が受賞。一穂氏は会見で初めてメディアに顔出しとなった。 【写真】マスク姿で登壇した一穂ミチ氏 マスク姿で登壇した一穂氏は喜びを語った一方で「基本的には顔面NGでお願いしたいと思っていて、マスクがギリギリです」と明かした。 近年、インターネットの発達に後押しされてか、各界で顔出しをしないままに活動を行う人が多く見られるようになった。顔出しNGの歌い手・Adoや都知事選でも作家の暇空茜氏、AIメイヤー氏など顔出しNGの候補者が話題となった。 文学界も同様だ。今回はノミネート時に芥川賞、直木賞合わせて10人中3人が顔出しNGの覆面作家だった。一穂氏はその中の一人で、受賞にあたって顔出しを一部解禁した形だ。 同賞の会見では受賞者の
夏の暑さが厳しくなっていくなか、「水が苦手で飲めない」子どもが増えていると言います。なぜこうした現象が起きているのか、アクアスフィア・水教育研究所代表で武蔵野大客員教授の橋本淳司さんに聞きました。 【画像あり】「緊張するとき」なぜか必ずトイレに行きたくなる原因と対策【医師が解説】 ■水が飲めない小学生「各クラスに2~3人も」 ── 水が苦手、水が飲めない子どもが増えているという話を聞きました。これはどういう状況なんでしょうか? 橋本さん:都内の小学校の教員などから「水が飲めない子どもが増えている」といった話を聞きました。熱中症の疑いで保健室を利用した児童の様子を見ていると、水が飲めない子どもが目につくという観察結果があったそうです。熱中症の症状が出ている子どもに水を渡しても、「水が嫌い」と、唇を濡らす程度にしか口に含まない場合もあるとのことです。その話を聞き、いくつかの学校にヒアリング調査
一般社団法人Colabo(代表・仁藤夢乃氏)がインターネット上で「暇空茜」を名乗る40代男性に「生活保護不正受給」「少女をタコ部屋に住まわせている」といった事実無根の内容を拡散されたとして1100万円の損害賠償や記事の削除などを求めた裁判で、東京地裁(西村康一郎裁判長)は7月18日、暇空茜氏に合計220万円(仁藤氏に55万円、Colaboに165万円)の支払いなどを命じた。 暇空氏は2022年夏頃からSNSやYouTube、noteなどでColaboに対する批判的な言及を始め、これを信じた人たちから訴訟費用の名目で2024年6月末までに約1億6000万円以上の「カンパ」を集めたとnoteで公表している。またColaboが提訴を発表した2022年11月以降も、Colaboに言及したYouTube動画や、裁判の準備書面を含めた文章をnoteで販売するなどして収益を上げていた。 7月7日開票の東
大阪府が2025年の大阪・関西万博に子どもたちを無料で招待する事業をめぐって、大阪府の吉村知事は17日、会場の夢洲に直接鉄道でアクセスできる大阪メトロ中央線で「子ども専用電車」を走らせられるかどうか検討していると明かしました。 【解説】万博への子ども招待「中止」求める申し立て―子どもの安全は守られるのか?大阪府と学校の間に横たわる「深い溝」の中身 大阪府は、府内に住む4歳から高校生までを無料で万博に招待することにしていて、7月2日時点で、全体の約8割となる1526校が「参加する」と回答。275校が「未定・検討中」、40校は「不参加」と回答しています。 一方で、メタンガスの爆発事故や会場への交通・緊急時の医療体制への不安などを理由に、教職員組合が事業の中止を求める申し入れを行うなど、学校単位での万博への校外学習を不安視する声も広がっていました。 17日午後に行われた大阪・関西万博推進特別委員
出版大手KADOKAWAがサイバー攻撃を受け、同社の社内情報が外部に大量流出した。同社から情報を盗み出し金銭を要求したのは、ロシア系とされるサイバー犯罪集団だ。苦しい立場に立たされたKADOKAWAをさらに追い詰めたのは、皮肉にも「ネット民」たちの行動だった。AERA 2024年7月22日号より。 【動画配信でおわび】「KADOKAWAの夏野剛社長」はこちら * * * サイバーセキュリティー専門家の森井昌克・神戸大名誉教授は「このような事件の展開は経験がない。(1日の大半をネットに費やす)ネット民が犯罪集団の手助けをしたと言われても否定できない」と驚く。 一体、何が起きたのか。まずは事件の概要をおさらいしたい。 KADOKAWAの発表によると、同社グループが使うサーバーがシステム障害を起こし、アクセスできなくなったのは6月8日午前3時30分ごろ。データが暗号化される「ランサムウェア(
イオンリテール(千葉市)は7月から、「イオン」「イオンスタイル」の約240店舗で、従業員の笑顔や声量を分析し、リアルタイムでフィードバックするAI端末「スマイルくん」を導入した。同社は実験店舗での取り組みで「一定の成果を得た」として、全店での導入も検討していくとしている。 【画像】導入された「スマイルくん」、実際の利用のイメージ 同社ではコロナ禍の影響により、あいさつ実施の減少傾向がみられたことから、「笑顔やあいさつのトレーニングを一から実施する必要がある」と判断。「従業員が主体的に体験・体感し楽しくトレーニングができるツール」として、スマイルくんの開発に着手した。 2023年に一部店舗で実験的に導入し、「笑顔・発声の基準」として、口角の角度や声の大きさ、言葉の抑揚、滑舌などの基準を設定。その上で、出勤したタイミングで1日30秒、スマイルくんによるトレーニングを実施した。 担当者によれば、
大阪府の吉村洋文知事が、7月15日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。吉村知事から大阪万博への「出禁」を宣言された、元テレビ朝日報道局員で同番組のコメンテータを務める玉川徹氏と対峙した。 【まるで血しぶき】「事故った後のよう」と批判が殺到した “万博ナンバープレート” 「コーナーの冒頭、吉村知事が『万博を進めていく立場として、出禁発言をするのは間違っていた。玉川さんに素直に謝罪します』と発言すると、玉川氏は『謹んで謝罪をお受けいたします』と大人の対応を見せました。 そのうえで、知事に『万博に反対の立場の人を排除する気持ちがあったのか』と聞くと、『多くの方に来ていただきたい。(批判する方に)来ていただきたくないという気持ちはありません』と明確に答えました」(政治担当記者) 吉村知事の「出禁発言」騒動はこうして終止符が打たれた形になったが、SNSを騒然とさせる発言はこの後
東京都知事選で、約165万票を獲得し2位に入った前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)が14日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。「今の世の中“違和感”ばかり!? 徹底解明 徹底討論 何かおかしい2」として激論を交わした。東京都知事選も取り上げた。 【写真】“ブチ切れた”泉房穂氏 同番組はパネリストは衆院議員や兵庫県明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏、作家の竹田恒泰氏、田嶋陽子氏、舛添要一氏らそうそうたる論客が出演。石丸氏は「コーナーゲスト」と“緊急参戦”した。 選挙期間中の石丸氏の街頭演説を3回、聞いたという泉氏は「具体的に聞かせてもらえますか」と挙手し、「ほとんど政策を語ってなかったので、大きく変えるというメッセージで、みなさんが熱狂していたと思う」と前置きし、日本を「どう変えていきたいのか」と質問した。 石丸氏は「人口減少」を危惧していると回答。「
東京五輪で使われたスポーツウェア。赤外線カメラで撮影すると、下着に書かれた「MIZUNO」の文字が透けてみえる。カメラによっては下着の形なども判別可能になるという=ミズノ提供 アスリートを盗撮の被害から守る特殊な生地を使ったユニホームや練習着が、パリ五輪(7月26日開幕)の14競技で使われることになった。赤外線カメラで撮影しても下着や体が透けて見えにくい。もっとも、盗撮対策を考えて開発を始めた素材ではなく、速乾性を求めていた中で生まれたものだった。 【写真】パリ五輪で使われるスポーツウェア。赤外線カメラで撮影しても、下着に書かれた「MIZUNO」の文字はほぼ透けなかった=ミズノ提供 生地はスポーツ用品大手のミズノ(大阪市)が開発。同社はユニホームなどを提供する「サプライヤー契約」を国内15競技団体と結んでいる。この生地を使ったユニホームが、パリ五輪の女子バレー、女子卓球、女子ホッケーなど計
トランプ前米大統領が演説中に銃撃され、銃を構える警察の狙撃手=米東部ペンシルベニア州バトラーで2024年7月13日、AP 米東部ペンシルベニア州バトラーで13日に起きたドナルド・トランプ前大統領の銃撃事件で、米CNNはトランプ氏が選挙集会の会場外から狙撃されたと報じた。 【写真まとめ】撃たれたトランプ氏の耳 ※血が苦手な方はお気をつけ下さい 容疑者は、トランプ氏を警護する大統領警護隊(シークレットサービス)に殺害された。聴衆1人が死亡、1人が重傷で、トランプ氏も耳のあたりを負傷した。司法当局は暗殺未遂事件として捜査を始めた。 報道によると、容疑者は、集会が開かれた屋外のイベント会場から百数十メートル離れた建物の屋根の上にいた。ライフルなどを使って狙撃した可能性があるという。トランプ氏は普段から大統領警護隊が警護しており、集会に参加するには荷物検査を受ける必要もある。 容疑者はこうした警備態
本格的な登山シーズンを迎えた富士山。山開き早々、死者が相次ぐ異常事態となっています。(7月13日OA「サタデーステーション」) ■開山から2日間で3人死亡 10日、富士山の静岡側で山開きを迎え、本格的な登山シーズンがスタート。去年は7月から9月までの2カ月間で登山客が2人亡くなっていますが、今年は、開山から2日間で3人が亡くなっています。静岡県警がSNSに投稿した動画では… 救助隊員 「(強風で)進まない…。これ、みんなで固まっていこう」 強風が吹き荒れ、山に慣れているはずの山岳救助隊の男性がしゃがみ、前に進めないほど危険な登山。一方の山梨側でも、今月1日に山開きをしてから中国籍の男性が1人亡くなっています。 13日も、未明に富士宮ルート8合目付近で登山中の50代男性が体調不良を訴え、警察に通報。救助されています。 ■目立つ軽装登山者 サタデーステーションは静岡側の登山口の1つ「富士宮ルー
「安楽死することは悲しくない。やり残したことは何もないし、本当に幸せな人生だったの。私のゴールはここ。やっと夢が叶うのよ」 【映像】「安楽死」を考える スイスで最期を迎えた日本人、「生きるのを諦めた」男性の選択、「生を選ぶ社会に」難病患者の訴え スイスのある施設で、まもなく安楽死を遂げようとしていた迎田良子さん(64)は、一点の曇りもない、晴れ渡った表情をしていた。 記者として、他人の人生に、ましてや、その人の命の決定に口を挟む資格はない。そのことを重々理解しつつも、私は「あなたは死が差し迫っているわけではないし、まだ生きられると思うんです」と問いかけた。迎田さんの中に生きる選択肢がわずかにでも残されていないかを確認したかったからである。 「誰かに頼って生きるなんて嫌なのよ」。澄んだ瞳で、そう話す迎田さんに、私は返す言葉を持ち合わせていなかった。なぜなら、私はこれまでの取材を通して、彼女が
愛知県日進市にある市民プールで「釣り針」などが見つかり、営業休止となりました。 日進市総合運動公園にある市民プールで7月6日、流れるプールで遊んでいた小学2年の男の子が、水着のなかに針がついたルアーが挟まっているのに気付きました。 【動画で見る】市民プールで小2男の子の水着の中に『針が付いたルアー』オフは釣り堀となり排水溝等から“大量の釣り針”発見 幸い男の子にケガはありませんでしたが、プールの水を抜いて点検したところ、排水溝などに10個以上のルアーや釣り針が見つかったということです。2日に今シーズンの営業を始めたばかりですが、7日から臨時休業となりました。 なぜ、プールに釣り針があったのでしょうか。 このプールでは2020年の秋から、オフシーズンにニジマスやイワナなどを放流し、釣り堀として活用していました。
定額減税のいわゆる「二重取り」ケースをめぐって、理解を求めました。 定額減税で「二重取り」が生じるとされているのは、配偶者の扶養に入りながらパートなどで働いている場合です。 年収が100万円を超え103万円以下となるケースでは、減税しきれないと見込まれ、給付などを受ける額と、扶養される配偶者として減税を受ける額の合計が、8万円となる状況が生じます。 鈴木財務相は、「不公平との指摘があるのは承知している」としたうえで、「二重取りの把握には膨大な事務コストが発生する」と指摘し、「国民に理解をいただければ」と強調しました。
7月11日の夜に名古屋市にある温泉施設で女湯に入浴したとして37歳の男が逮捕されました。建造物侵入の容疑ですが、男はカツラをかぶるなどして女装し、「心は女性だ」と供述しているとのことです。同様の事件は昨年11月にも桑名市の温泉施設で起きており、このときも逮捕・起訴された43歳の男が「心は女性なのに、なぜ入ったらいけないのか」と主張していました。こうした問題について、理解の参考となる記事をまとめました。 ココがポイント▼名古屋市の事件で逮捕された男は、体の一部をタオルで隠すなどして入浴しており、「女性の裸を見るために入ったわけではない」と主張 ・「心は女性だ」温泉施設の女湯に侵入した疑い 男(37)逮捕 女性客が申告「変な人がいる」(CBCテレビ) ▼最高裁は性同一性障害特例法の手術要件を違憲としたが、戸籍上の性別変更と女性や男性のスペースに入っていけるか否かとは別問題 ・【解説】性別変更…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く