2019年参院選をめぐり、繰り上げ当選した旧立憲民主党の市井紗耶香氏が26日朝、参院に議員辞職願を提出し、直後の参院本会議で許可された。参院によると、在職日数は1日。正確には93分。戦後最短だという。 市井氏の繰り上げ当選は、19年の参院比例区で旧立憲所属で当選した須藤元気氏(現在は無所属)が28日投開票の衆院東京15区補選に立候補し、自動失職したことに伴うもの。市井氏は、25日の選挙会で繰り上げ当選が決まる前から辞退の意向を示していたが、認められなかった。旧立憲は20年の野党再編で解散しており、公職選挙法の規定で比例名簿からの削除ができないためだ。 参院事務局などによると、市井氏の「在職日数」は、官報に告示された26日午前8時半から、参院本会議で辞職願が許可された同10時3分まで、計93分間。それまでの戦後最短の国会議員の在職日数は26日間だった。 市井氏には、歳費4万3133円、調査研