編集局より:2003年2月に本連載が「【改訂版】初歩のUML」としてリニューアル、大幅な加筆・修正を行い、さらにわかりやすい内容に生まれ変わりました。 UML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)は、フローを書くとソースコードのほとんどを自動生成してしまうような旧来の似非CASEツールの一部のように思っている方も多いようです。UMLは、そのようなものではありません。 「UMLはオブジェクト指向を使ってモデリングする際に使われる統一的な言語なのです」といっても、何のことかよく分からないですよね。最近書店に行くとUMLコーナーができるくらい、ものすごい人気。過剰ともいえる盛り上がりを見せています。現在はソフトウェア技術者だけがUMLユーザーとなっていますが、今後何年かの間に普通のビジネスマンがUMLを使用することになるでしょう。ビジネスの構造をとらえる手法(